2026年も半年が経過しましたが、課税地方債はその本領を発揮しています。マクロ経済の不安定さやベース金利の上昇にもかかわらず、課税地方債は年初来リターンで+1.17%を記録し、投資適格社債を上回るパフォーマンスを獲得しています。利回りは歴史的な高水準付近を維持しており、需給面でも良好な環境が続いています。2026年下半期は、投資行動を起こすのに魅力的な機会があると私たちは考えています。
重要なポイント
- 課税地方債は年初来で投資適格社債を上回るリターンを記録しました。投資適格社債と同程度の利回りを提供しながらも、ボラティリティは低く、平均的な信用力も高い点が課税地方債の特長です。
- 足元では、満期を20年から30年に延ばしても追加的な利回りが得られないため、課税地方債のイールドカーブは、中期ゾーンが最も投資妙味が高くなっています。
- 連邦政府の政策は、地方債セクターごとに恩恵を受けるものと逆風を受けるものを生み出しています。厳格なクレジット分析を行うことで、ファンダメンタルズ対比クレジット・スプレッドが過度に拡大しているような、魅力的な投資機会を発掘できると考えています。
- 2026年年初に提示した5つの投資テーマ、すなわち①キャッシュの資産移動(Cash rotation)、②新規発行時のコンセッション(割安な発行条件)、③長期ゾーンでのフラットなイールドカーブ、④連邦政策による影響の格差、⑤歴史的水準の準備金、これらはいずれも引き続き市場を形成する要因として有効であり続けています。
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