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投資見通し

2024年第4四半期の展望
景気後退との闘い
FRBの動きは遅きに失したか

Nuveenのグローバル投資委員会について
Nuveenのグローバル投資委員会(GIC)は、当社全体を代表した、最も上席の投資プロフェッショナルによって構成されています。
ジョギングをする人々の足元の様子

主なポイント

セクションごとの投資見通し

セクション1: 景気後退との闘い

サイラ・マリク, 最高投資責任者

陸上競技(トラック&フィールド)における最大のイノベーションは、おそらく躓きやフライングを防ぎ、全員が(文字通り)平等に競走できるようにしたスターティング・ブロックが1930年代に導入されたことでしょう。2024年の米国FRBにあてはめると、「スターティング・ブロック」は別の意味合いを持つこととなりました。すなわち、作家のライターズ・ブロック(新しい作品を生み出す力を失った状態)と似ていますが、白紙ページは書けなかった言葉ではなく、政策決定を待っているというのがその違いです。

経済および投資家にとって幸いだったのは、(1)コアインフレがFRBの目標である年率2%に手が届く範囲まで低下したことと、(2)経済、特に労働市場が景気後退懸念を引き起こすほどに弱まったという裏付けをもとに、FRBが遂に利下げを開始する機運に恵まれたということです。

FRBによる9月の50bpの利下げは、確かに金融市場で好感されましたが、当社では、FRBの方向転換決定は景気後退回避には「too little, too late(小さ過ぎる、遅過ぎる)」だったかもしれないと引き続き懸念しています。こうした厳しい環境下、ポートフォリオの調整を行う必要があるものの、自分なりの「スターティング・ブロック」を抱えている投資家は以下のテーマに(方策を与えてくれる)女神を見出せるかもしれません。

うさぎとかめの中間的なちょうどいい投資先を見つけだす。景気減速が迫っている時には、保守的な戦略に出たい衝動に駆られます。しかし、「ゆっくり着実」も度が過ぎれば、それがハードルになる可能性もあります。結果、当社では、条件付きではあるものの全般的にはリスクオンのスタンスを維持することにしました。市場は実際に中期的に実現するよりも大幅な金融緩和を織り込んでいると当社は考えています。当社の債券投資における選好アイデア(全体として中立的なデュレーション・スタンス、変動金利よりは固定金利、質の高いハイイールド債、証券化資産を選好)はこうした見方に基づくものです。株式では、米国大型株が攻守双方での魅力を兼ね備えています。日本株にも投資機会があると考えます。より多くのリスクテイクが可能な投資家にあっては、米国小型株ではなく新興国市場株を検討することもできると考えます。他の分散投資先として考えられるのは、オルタナティブ投資、プライベート市場そしてリアル・アセットなどがあります。

プライベート・クレジットの投資機会はまだ続く。プライベート・クレジットは、当社が固定金利への投資を選好する中で際立った例外ですが、投資家の強い需要、ディールの増加傾向、予想されるM&Aの拡大に支えられています。さらに、金利低下によりカバレッジ・レシオが改善し、より魅力的になる取引も出てくる可能性があります。プライベート・クレジットでの当社のポジショニングは、景気後退が予想されることからディフェンシブに傾いていますが、アセット・クラスとしてのファンダメンタルズは依然として強固です。

考慮すべきもう一つの闘い:米国選挙。米国政治の行方は金融市場およびポートフォリオ構築に対してどのような影響を与えるのでしょうか。税制変更、債務上限に関する議論、政府閉鎖、世界的な地政学的紛争における米国の今後の役割などの点から、投票に向けて(そしてその後も)市場ボラティリティの高まりが予想されます。過去の選挙サイクルを見てみると、キャッシュから債券および他のアセット・クラスへの配分変更が賢明だと示唆されます。その判断は11月に向けての堅実な戦略であるだけでなく、過去数四半期にわたり当社が推奨してきたステップでもあります。

景気後退との闘いはスピードと強さが求められ、勝者は写真判定でテープを切ることになるでしょう。たとえ、FRBによる動きが実際に遅すぎたとしても、その後の景気後退は想定ほど厳しくならず、過去の低迷期よりも短いかもしれません。その間に、投資家はポートフォリオを軌道に乗せるための方策を講じることができます。ランナーの皆さん、準備はいいですか?

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