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TIAA、一般勘定で 2050 年カーボン・ネット・ゼロのコミットメントを表明

米国教職員退職年金/保険組合 (TIAA) の資産運用部門である Nuveen LLC(本社米国、CEOホセ・ミナヤ、以下「ヌビーン」)の日本現地法人、ヌビーン・ジャパン株式会社(本社東京都港区、代表取締役社長 鈴木 康之)は、TIAA が 2050 年までに一般勘定でカーボン・ネット・ゼロを達成すると表明したことをお知らせします。

数百万の加入者と数千の団体に退職年金プランと結果重視の投資ソリューションを提供しているTIAAは、2050 年までに一般勘定でカーボン・ネット・ゼロ達成をコミットします。主力の TIAA トラディショナル年金を運用する 2,800 億ドルの年金保険投資口座では、投資ポートフォリオの二酸化炭素排出量を大幅に削減し、排出量に残りがある場合は二酸化炭素を除去する投資により相殺します。

TIAA の社長兼 CEO であるシャサンダ・ブラウン・ダケットは、次のように述べています。「気候変動リスクは、長期にわたって管理しなければならない投資リスクであると考えています。今回のコミットメントは、顧客にとって可能な限り最大の投資成果を達成するという受託者責任に基づくものです。質が高くかつ分散された一般勘定のアクティブ運用者として、世界中の排出量を削減するために、投資先の選択、ポートフォリオの見直し、企業や二酸化炭素排出者との継続的なエンゲージメントを通じて、カーボン・ネット・ゼロを達成します」

一般勘定では、再生可能エネルギー、エネルギー効率の高い不動産、低炭素経済に移行する企業への投資など、気候変動対策への投資を更に進めていきます。植林、森林再生、持続可能な農業などの自然を活用した対策も、カーボン・ネット・ゼロの達成に貢献します。

一般勘定の最高投資責任者であるニック・リオリスは、次のように述べています。「長期的なパフォーマンスに優れ、退職者への給付義務を果たすことが可能な安定したポートフォリオを構築するために、この重要なコミットメントを行っています。この新たな目標と責任投資への取り組みの強化は、より良い結果をもたらし、リスクを軽減すると考えます」

TIAA 傘下の資産運用会社であるヌビーンは、顧客ポートフォリオのすべてを国連責任投資原則に従って運用しており、すべてのパブリック/プライベート資産クラスにわたって ESG ファクターを投資プロセスに組み込んでいます。先月、ヌビーン・リアル・エステートは、1,330 億ドルの不動産ポートフォリオの CO2 排出量を、パリ協定で設定された目標よりも 10 年早く、2040 年までにネット・ゼロとすると発表しました。 TIAA はまた、気候関連財務情報開示タスクフォース提言に賛同しており、一般勘定がどのようにカーボン・ネット・ゼロを達成するかについての詳細を含む気候変動レポートを年後半に発表する予定です。

「毎年数千社の経営陣とエンゲージメントを行い、気候変動リスクの管理やその他の ESG の取り組みについても推進を提唱しています」とヌビーンの責任投資統括であるエイミー・オブライエンは付け加えます。「炭素集約型企業や投資先資産がパリ協定の目標に沿うように働きかける中、エンゲージメントは一般勘定の取り組みをサポートする重要なツールであり続けます」

業界のベストプラクティスに沿って、TIAA は 2050 年まで 5 年毎の中間目標を設定し、最初の目標は 2025 年となります。各中間目標の排出削減の範囲とレベルは、気候データが入手できる可能性、進行中の気候シナリオ分析の結果、市場の状況、現在および将来の規制環境、同様のカーボン・ネット・ゼロ目標を持つ同業他社のベストプラクティス等、さまざまな要因によって決まります。これらの中間目標を達成するための方策として、気候変動の開示を改善するための発行体や規制当局への直接のエンゲージメント、実体経済で必要な排出量削減を推進するための目標設定と方針、炭素価格について投資チームに明確性を与えるための方針策定があります。

注1 リフィニティブ・リッパー・ファンド・アワードは、リッパー・リーダー・フォー・コンシスタント・リターンの評価に基づいています。これは、36 か月、60 か月、120 か月のリスク調整後のパフォーマンスです。リッパー・リーダーズ・ファンド・レーティングは、投資アドバイス、または管轄区域内の発行体の有価証券の取得または売却の勧誘を構成するものではなく、構成することを意図したものでもありません。詳細については、lipperfundawards.com をご参照ください。この賞は、2016 年に 39 社、2017 年に 36 社、2018 年と 2019 年に 35 社、2020 年に 30 社を対象としたリスク調整後のパフォーマンスの評価に基づいています。この賞は、ミックスアセット型部門において TIAA-CREF ミューチュアルファンドに与えられたものです。ファンドによっては手数料が考慮されておらず、手数料考慮後のレーティングは低くなる可能性があります。過去の運用実績は将来の投資成果を保証するものではありません。現在のパフォーマンス、ランキング、目論見書については、TIAA.org にアクセスしてください。

注2 TIAA 投資部門の運用資産残高とヌビーン傘下の運用会社の運用資産残高を含みます。

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